いかがお過ごしでしょうか。伊藤雲峰です。書の作品作りのあり方について、今一度見直しております。
中村伸夫先生の教場に出向くようになって、
「行き詰まり」になりやすいことを教えていただきました。
私の場合は、2尺8尺の紙に、3行40文字(
書き進める前に、いろんな漢詩(五言律詩)に目を通し、
・この漢詩で、作品にうまく見せ場を作れるか
・見せ場(真ん中の行の上半分あたり)
・40字のうち、観る方々が「これは!」
を今一度、意識的に検討するようにしています。
上記3点の検討を行い、よい漢詩に出合えたら、
まずは、同じ比率の小さな紙に書いてみて、
あまりたくさん書き込まないようにして、時間をあけて(
たくさん書き込むことが大事になるのは、「これでいくぞ!」
方向が定まってから書き込みをすると、
その漢詩の文字の配列によってさまざまな表現が生まれます。
・見せ場を引き立てるように、たとえば、
・文字によって横画が多いところは、逆に密集するように書き、
・文字と文字との間の余白を作る場合、
・線の表情を多種多様なものにする(にじみ、かすれ、素直な線、
自分の持っている技術をフルに表現できるような、
これは、俳句を作る時の態度にも似ているように思います。
自分の中でこの場面で詠みたいという思いが強くなればなるほど、
作りこむ前に、いろんな場面をスケッチしてたくさん残しておき、
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【三重県・桑名市】
・2023年6月10日(土曜日)
『第46回 MuGicafe書会』(三重県桑名市京町42)
時間:13時30分~15時30分
参加費:2,500円(当日会場にてお支払いください。)
※書道道具の準備は不要です。ソフトドリンク付き。【名古屋】
・2023年6月18日(日曜日)
『第68回 大島屋(Pub Arco) 書会』(名古屋市西区名駅2-20-30)
第一部:13時30分~15時30分
第二部:16時~18時
参加費:2,500円(当日会場にてお支払いください。)
※書道道具の準備は不要です。ソフトドリンク付き。
>>>https://www.facebook.com/
【オンライン】
・2023年5月27日(土) 本日です! まだ一席ございます!
『第25回 オンライン書会』(Zoom)
時間:20時00分~22時00分
参加費:2,500円(ゆうちょ銀行振込、PayPay)
※筆と墨、半紙や八つ切りもしくは、紙と万年筆やペン、
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★終わりに★
夕方には、
どこかほっとさせられる空間での食事会でした。
活きのよいエビやホタテを賞味して元気になった雲峰ですが、
締め切りに追われるのは嫌だ!と思いながら、
結局いつもぎりぎりまで間に合わせることを最優先にした作品にな
(なぜでしょうかね・・・)
私が思うには、
「漢字の持つ持ち味を最大限に引き出すこと」
だと思います。
口で言うのは簡単ですが、
観ていただく方々が「心地よい!」と思っていただける作品を、
活きのよいエビのような「ピチピチした漢字」を書きたいです!
それでは、素敵な休日をお過ごしください。
伊藤雲峰でした。