《No.77》今年も残すはあと2日です!

クリスマスイブあたりから、急に冬の寒さが迫ってまいりました。
(本日の名古屋は、快晴となっています。)
お元気でいらっしゃいますでしょうか。伊藤雲峰です。

12月に入って、なんだか年末のご挨拶やら新しいお仕事の打ち合わせやらで、雲峰の活動がすっかり滞っておりました。
そんななか、12月の書会も、関係者の方、参加者の方のご協力のもと、無事終了させていただきました。
ありがとうございました。

今年は、篆書のワークショップを各地で実施することのできた実り多き一年でした。

昨年の12月に書会の記事を中日新聞に大きく取り上げていただいたご縁で、
今年2月のPub Arco書会で、「ギャラリ想」廊主・ミシマミユキさんにお会いすることができました。
ミシマさんのお誘いで、9月にギャラリ想にて個展をさせていただきました。
(たくさんの不思議なご縁を頂戴しました!)

9月のギャラリ想の個展にて、同時にワークショップもさせていただきました。
そのワークショップにご参加いただいたご縁で、
三重県桑名市の「むぎカフェ」オーナー保田与志彦さんとつながらせていただきました。
くわな新聞の水谷編集長のご協力も得て、12月1日に「むぎカフェ書会」を実施させていただくことができました。
(保田オーナーの力強くあたたかいお心に感激しました!)

このほかにもたくさんあった《縁が縁を呼ぶ連鎖》によって、書会を取り巻く世界が、点から線や面になりつつあります。

ひたすら走り続けた(7月に骨折をして2週間ほど休みましたが)一年でした。
私はいま44歳ですが、人生の中でいちばん忙しく、そしていちばん充実した平成30年でした。

忙しいと感じる前に、一歩踏み出すということを繰り返していたら、ものすごくいろんなことができるようになりました。
時間に余裕があると、人様のことをとやかく言って「安全地帯から吠える」人間になってしまいがちな私ですが、
今年は、そんなことをする暇が全くなく、目の前のことに一生懸命に、なりふり構わず突き進んでまいりました。

来年のいのしし年を先取りして、「猪突猛進」な一年でした(笑)。

★「雲峰書会」開催のお知らせ★

【名古屋】
・1月19日(土曜日)は、ギャラリ想様(名古屋市千種区今池南3-9)2階部屋で行います。
第一部:13時30分~15時30分  第二部:16時~18時
参加費:2,500円(書道道具の準備は不要です。コーヒー付き)
・1月20日(日曜日)は、Pub Arco様(名古屋市西区名駅2-20-30)で行います。
第一部:13時30分~15時30分  第二部:16時~18時
参加費:2,500円(書道道具の準備は不要です。コーヒー付き)

【大阪】
・1月27日(日曜日)は、KSPコリア学院様(大阪市東成区東小橋3-1-15NKBビル3F)で行います。
第一部:14時~16時  第二部:16時10分~18時10分
参加費:2,000円(書道道具の準備は不要です。)

【東京】
・2月2日(土曜日)は、亀戸文化センター6階美術室(東京都江東区亀戸2-19-1)で行います。
第一部:13時30分~16時30分
参加費:2,500円(書道道具の準備は不要です。ソフトドリンク付き)

※よろしければいずれかにお越しになってください!

★伊藤雲峰カレンダー「海容」・伊藤隆第一句集「筆まかせ」販売のお知らせ★
今年のタイトルとなる「海容」は、「(海が広く物を容れるように)寛大な心で人を許すこと。」という意味です。
卓上と壁掛け用の二種類を作りました。各1,000円です。
ぜひとも、雲峰の書がみなさまとともに新しい一年を過ごせますことを願っております。

・伊藤隆として、第一句集「筆まかせ」(ふらんす堂)を上梓いたしました。
四六判、72ページ、1700円です。
雲峰や隆の心象風景を詠んだ全184句をぜひご鑑賞ください。

※カレンダー、句集をご希望される方は、このメールにご返信ください。
必要部数と住所等の連絡先をお知らせいただければ、早急に振込用紙を添えて送らせていただきます。

★おわりに
俳句をはじめて7年以上が過ぎ、生活のなかに俳句が少しずつなじんできています。

昨年の秋に、「鴻」主宰・増成栗人先生のご推薦で「句集を作ってみないか」と言っていただき、
今年の春先から半年ほどかけて第一句集『筆まかせ』を作らせていただきました。

自分に俳句を作ることなんてできないと思っていたのに、
周りの皆様のサポートにより、気がつけば184句所収の句集が完成しました。
増成栗人先生、はなのき句会の半谷洋子さんをはじめとしたみなさんには、
今年一年、句会でのつきあいとは異なったやりとりをさせていただき、ありがたく思いました。

栗人先生が「俳句も書も空間が勝負だ」と序文で書かれていますが、
空間における「余白」のことを、
俳句において、書道において、人間関係において、仕事において、深く考える一年であったと思います。

明日も、もう一号お送りする予定です。
どうぞよろしくお願いいたします。

年用意の忙しい時にお読みいただきまして、ありがとうございました。

伊藤雲峰でした。