《No.81》雪心会書作展の作品制作中です!

すてきな日曜の午後、いかがお過ごしでしょうか。
伊藤雲峰です。

昨日は、長らくお世話になっているみなさんとの書会(2007年6月~)でした。

2000年代前半は、ウォーキングに励んでいるときで、自宅から30分ほど歩いたところにある「せぴあ」というコーヒーショップでランチを食べにいっていました。
そのお店のママさんのランチがとてもおいしくて、気がつけば常連になりました。
しばらくは、あまり話をすることはなかったのですが、こちらから話しかけていろんなことを話していくうちに、「お習字を教えさせていただく」ことになりました。

ママさんは、私の母親ほどの世代の方で、いつも私をわが子のようにいろいろなことに気を使ってくださいました。
また、お仲間のみなさんもお心の優しい素晴らしい方ばかりで、また気軽にお話ができるということもあって、気がつけば12年ほどのおつきあいになっています。

この書会は、思い思いに私が課題文字を設定して、その方にあった字(楷書か行書)の手本を書いていきます。
昨日は、《感激の再会》と書きました。
みなさんは、言葉の内容よりも、その字が書きやすいかどうかに気持ちを集中していましたが、私としては、久しぶりにみなさんとお会いできた気持ちも込めていたのでした。

それはともあれ、この会の良いところは、互いにほかの人の作品の良いところを見つけ合うところです。
人は、自分にとかく厳しくなりがちです。
しかし、周りのみなさんの明るい励ましと称賛が、書に向かう力になっていたにちがいありません。

この会のおかげで、私は「ほめ上手」の土壌を作ることになりました。
いい字には、できるだけ多くの〇をつけるようにしています。
人により反応はちがいますが、ほめられて嫌な気持ちになる方はいないと信じています。

昨日、12年もお世話になっているみなさんと、4時間にわたり書やそれ以外の話で盛り上がれたのはとてもうれしいことでした。

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★「雲峰書会」開催のお知らせ★
各所でさせていただきます。

【名古屋】
・3月16日(土曜日)は、ギャラリ想様(名古屋市千種区今池南3-9)2階部屋で行います。
第一部:13時30分~15時30分  第二部:16時~18時
参加費:2,500円(書道道具の準備は不要です。コーヒー付き)
先月の書会の様子は、下記のページをご覧ください。
>>> https://www.facebook.com/photo.php?fbid=1801677613292335&set=a.645270325599742&type=3&theater

・3月17日(日曜日)は、Pub Arco様(名古屋市西区名駅2-20-30)で行います。
第一部:13時30分~15時30分  第二部:16時~18時
参加費:2,500円(書道道具の準備は不要です。コーヒー付き)
★スピンオフ企画:生物の先生と「細胞分裂」と書きます!
詳しくは、下記のページをご覧ください。
>>> https://www.facebook.com/events/1997657416983916/

【東京】
・4月6日(土曜日)は、亀戸文化センター6階美術室(東京都江東区亀戸2-19-1)で行います。
13時30分~16時30分(一部制)
参加費:2,500円(書道道具の準備は不要です。ソフトドリンク付き)

【桑名】
・4月13日(土曜日)は、MuGicafe(むぎカフェ)様(三重県 桑名市京町42番地)で行います。
第一部:13時30分~15時30分  第二部:16時~18時
参加費:2,500円 (小学生以下は、1,000円)※書道道具の準備は不要です。
MuGicafe(むぎカフェ)様については、下記のページをご覧ください。
>>> https://www.facebook.com/cafemugi/

※よろしければいずれかにお越しになってください!
※参加ご希望の方は、このメールにご返信をいただければ幸いです。

★終わりに★
昨日の日中は、ひさびさに自宅にこもっていました。
3月20日からはじまる「雪心会書作展」用の作品制作に集中しておりました。

1ヵ月ほど前に、福岡のKさんよりいただいた筆で書かせていただきました。
また、墨は古梅園の古めの墨で書きました。
使う道具で、仕上がる作品が、こうも変わるのかと思いました。

Kさんからいただいた筆はとても書きやすく、書いていて楽しくなります。

今日も先ほど一枚作品を書きました。
朝日を浴びて作品を書くと、不思議な力が自分に宿るようで、いつも楽しみながら書いています。

書作品は、自分の技術を見せつけるものではなく、観ていただくみなさんが心地よく思っていただけるものだと思っています。
ある方に、「作品は作るものではなく、さずかるものですよ」と言われたことを強く記憶しています。
楽しみながら、誠実で温かい作品が書けるように、これからも頑張りたいと思います。

それでは、少し暖かくなりましたが、体調など崩されませんように。
伊藤雲峰でした。