《No.83》明日はいよいよ新元号発表ですね!

こんばんは。伊藤雲峰です。
全国各地で桜がいちばんの見ごろとなった今日この頃です。
町を歩けば、花に蝶の舞う季節でもあります。
お元気でいらっしゃることと存じます。

昨日は、ギャラリ想さんで行われている「吉田正樹 手彩木版絵展」に出向きました。

今年の1月29日に急逝され、はからずも「追悼展」となってしまいました。
吉田さんとのご縁は、昨年11月のギャラリ想書会のときでした。
たまたま、この3月の個展の打ち合わせにいらっしゃっていたところを、書会にお誘いして参加いただいたのがきっかけです。

左利きで、版画を彫るような筆の運びで、篆書を本当に楽しそうに書かれていました。
11月、12月、翌年1月と3か月連続でご参加いただきました。

私は、ずっと参加いただくだろうから、
吉田さんが素晴らしい写真を撮られていたギフチョウのこと、
写真を題材にして作品にされるまでの工夫について、
版画教室では、どんな生徒さんがいらっしゃって、どんなご指導をされていたのか、
など、たくさんのことをうかがいたいと思っていたところ、急なお別れとなりました。

昨日は、吉田さんが撮られた写真を多数拝見することができました。
蝶が吉田さんを仲間と思っているみたいに、実に無邪気な被写体になっていて、
写真家の方からすると、一枚の写真のなかに蝶が2頭も写るのは珍しい、と言われるなかで、
吉田さんの写真には、花に戯れている3頭の蝶を、活写されているのです。

吉田さんは、蝶の好みの花をよくご存知なので、先に、蝶がやってきそうな花の前にスタンバイしていて、
蝶が一斉にやってきたところを撮るというのです。

しかし、話を聞いてしまえば、そう納得してしまうのですが、
吉田さんは蝶に愛されていたから、このような素晴らしい写真が撮れたのに違いないと思いたいところです。

個展の準備は、生前にすでに完了されていたといいます。
緻密かつあたたかい作品群を拝見し、なにか不思議な感慨ですが、懐かしい気持ちになりました。

3か月ほどの面識でしたが、一番吉田さんの濃密な時間にかかわることができたこと、
そのことに、感謝の気持ちでいっぱいです。

「吉田正樹 手彩木版絵展」
>>> http://arttravel.jp/2019/01/06/144231/
__________________________________________________________________________________________

★「雲峰書会」開催のお知らせ★
今回は、新元号発表にちなんで、「〇〇元年」と篆書で書こうと思います!

【東京】
・4月6日(土曜日)は、亀戸文化センター6階美術室(東京都江東区亀戸2-19-1)で行います。
13時30分~16時30分(一部制)
参加費:2,500円(書道道具の準備は不要です。ソフトドリンク付き)

【桑名】
・4月13日(土曜日)は、MuGicafe(むぎカフェ)様(三重県 桑名市京町42番地)で行います。
第一部:13時30分~15時30分  第二部:16時~18時
参加費:2,500円 (小学生以下は、1,000円)※書道道具の準備は不要です。
MuGicafe(むぎカフェ)様については、下記のページをご覧ください。
>>> https://www.facebook.com/cafemugi/

※よろしければいずれかにお越しになってください!
※参加ご希望の方は、このメールにご返信をいただければ幸いです。

★雲峰ホームページ開設
いろいろなところで発表している記事や告知を一か所にまとめるようにしました。
よろしければ、のぞいてみてください☆彡
書家 伊藤雲峰公式Webサイト <<< https://itouunpo.com

※徐々にデザインの更新、記事の更新をしてまいりたいと思います。
温かく見守っていただけますと幸いです。
__________________________________________________________________________________________

★終わりに★
明日はいよいよ新元号が発表されますね。
5月からは、新天皇が即位されます。

私の今年のキーワードは、「希望」です。
「45歳になって、希望かよ」とつっこまれそうですが、
一生懸命頑張っている人が報われる世の中であってほしいという願いがあります。
「希望」があるからこそ、一生懸命頑張ることができると思うからです。

新元号をきっかけにした決意表明であってもいいと思うのです。
こういった大きな変化の時に、自分を大いに奮い立たせて、前を向いて、「希望」に胸を躍らせることにチャレンジできればと思います。

みなさまと一緒に「希望」に向かって歩いて行けたらと考えています。
どうぞ素晴らしい4月になりますように。

伊藤雲峰でした。