おはようございます。伊藤雲峰です。
暑すぎてセミは朝と夕方だけ鳴いています。

さて ,おかげさまで書会は長いところでは45回ほどさせていただいておりますが,書会を始めるころは,
「篆書は筆づかいがむずかしく,日常生活からかけ離れた書体なので,書会は長続きしないのでは?
と思っていました。

しかし,何度も書会を繰り返すうちに,〈書会〉という場が,私や参加される皆さんを育ててくれていることを実感するのです。

作品が仕上り,一斉に張り出されたものを見る講評会では,ある人が,
「これらすべての作品が一つの作品になっていますね。」
と言われていました。また,
「書会に来ると,一人で書いているときには書けない作品が書けます」
と言われていました。

このコメントから,〈書会〉が参加するみなさんに大きな力を授けていることがわかります。

私は書会で学んだことがたくさんあります。

講評会でみなさんの素晴らしいところを〈感嘆〉していますが,感嘆しながら,その人の創意工夫を言葉にして伝え,
その言葉をみなさんが自分の作品に生かしておられます。そのことが私の学びとなっています。

また,講評会では,ご自身以外の作品について語っていただくのですが,このコメントがすばらしい!
私が気がつかないところで,制作者の心に寄り添ったあたたかいコメントをくださるのです。
〈感嘆〉の言葉の循環が,作品を,ひいてはその制作者の姿勢を,よりよい方向に導いてくれているのだと思います。

やはり,こういったポジティブな力の輪は,続けていかないと生まれないものですよね。
続けるためには,その場に居続けたいという魅力が必要ですから,
毎回,想像豊かな古代人による篆書のすばらしい造形を,皆さんに丁寧にお伝えするように頑張りたいと思います。

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★書会のお知らせ★

いずれの会場も書道具の準備は不要です。お気軽にご参加ください。
ワークショップ形式ですが,少人数で行う予定です。

【三重県・桑名市】
・2021年8月14日(土曜日)
『第24回 MuGicafe書会』(三重県桑名市京町42)
時間:14時30分~16時30分
参加費:2,500円(書道道具の準備は不要です。ソフトドリンク付き)

【名古屋】
・2021年8月15日(日曜日)
『第46回 Pub Arco 書会』(名古屋市西区名駅2-20-30)
第一部:13時30分~15時30分
第二部:16時~18時
参加費:2,500円(書道道具の準備は不要です。ソフトドリンク付き)
>>>https://www.facebook.com/PubArco/posts/3352383241462632

※コロナウイルス感染予防の観点から,急遽中止になることがございます。その際は,ご理解いただきますよう,お願い申し上げます。
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◎終わりに◎
私は,いわゆる第二次ベビーブーム世代です。
ちょっと前まで20代かと思っていたのに,気がつけば時間はあっという間に過ぎていきます。

40代はあと3年ですが,この40代は両親に感謝の気持ちを強く持ち始めた時期でした。
20代まではなかなか素直になれず,30代は仕事のことで考える余裕もなく,40代になって,ようやく両親に素直に感謝できるようになってきました。

両親と弟には今年の3月に1時間ほど会いましたが,実家には約1年半帰っていません。
離れ離れでさみしいこともあるのですが,ふと気が付いて電話で話すと,昨日会ったような感覚で話せます。
自分が大学生ぐらいに戻った錯覚を覚えます。

父も母もおかげさまで元気に過ごしています。

父は,今年の3月で新聞の朝刊配達を引退しました。76歳まで33年間していました。すごいと思います。
また,引退と同時に,運転免許も手放しました。
あんなに車が好きで,しょっちゅう動き回っていた父でしたが,目が見えづらいため,安全を考慮して車の運転を控えたそうです。
乱暴者という印象の父親でしたが,実は繊細でバランス感のある人でもあったと静かに気づかされます

母は,あまり社交的ではなくおとなしい人ですが,私や弟に対して,人一倍愛情を注いでくれる人です。
ときどき私が甘えすぎて叱れることもありましたが,私の最強の味方です。
私の書作品をみると,電話をかけてきて丁寧に感想を知らせてくれます。ありがたいです。

今年のお盆休みも,ちょっと会えそうにもありませんが,電話などでやりとりしたいと思っています。

これからは,元気にいてくれる両親に深く感謝しながら,皆さんとともに元気に過ごしていきたいと思っております。
(ワクチンは来週の金曜に第一回目の接種予定です。)

酷暑のみぎり,ご自愛なさってください!
伊藤雲峰でした。