師走に入り、いよいよ冬本番。みなさま、いかがお過ごしでしょうか。伊藤雲峰です。
11月も、編集プロダクションの外回り担当として東奔西走しておりました。
そんな慌ただしい11月をすこし振り返ってまいりたいと思います。

11月はまさに東奔西走。鳥羽、東京、京都、大阪……といろんなところに出向き、なんだか外出する時間が、自宅にいる時間よりも長いのでは?と錯覚するほどでした。体調は、11月中旬に喉の違和感、そして月末にも同様の痛みを感じて、慌てて医師の診察へ。結局、熱の出ない風邪でした。みなさまもくれぐれもご自愛ください。

さて、最近の仕事で革命が起きました。話題の文字起こしツール「プラウドノート」を使い始めたのです。これはなかなかすごいです。会議の会話が文字になるだけでなく、なんとツールが「この部分が提案事項ですよ」「今後、検討が必要ですね」と、気の利いた秘書役までこなしてくれるんです!

今までは頭の中で「あれ?あの時何て言ったっけ?」と思考が迷子になっていましたが、ツールのおかげで光速で業務が進行。AI秘書が優秀すぎて、なんだか嫉妬心すら覚えますが、おかげで残業時間は減りました。技術の進歩に感謝です。

そんな中、11月30日に、讀賣書法展中部展に出向き、自作を家内と見てきました。半年ぶりに自作を鑑賞しました。制作中は「これが今の精一杯!」と思っていた作品も、時間が経つと「あぁ、この線はもう少しこうすればよかった」「ここに空間を作れたな」と、制作時には気づかなかった客観的な視点で新たな発見がありました。

仕事も同じで、一晩寝かせてから見積書を見直すと、ケアレスミスが見つかることがありますよね。書もビジネスも、「時の試練」を経て初めて本当の姿が見えてくるのかもしれません。

12月に入って、一気に気持ちがせわしなくなってきますが、皆様どうぞ風邪など召されませんよう、温かくしてお過ごしくださいませ!

★2026年伊藤雲峰カレンダー「結び」のご案内
>>>  https://itouunpo.com/shop/
壁掛け・卓上ともに税込1,300円(送料込)で現在販売中です。
皆様の日常に、この「雲峰カレンダー」を加えていただければ嬉しい限りです。
※まだ余部はございます。

★書会のお知らせ★
下記の書会は、下記ページでも紹介しています。
>>>https://itouunpo.com/syokai/

【名古屋】
・2025年12月21日(日曜日)
『第95回 大島屋書会』(名古屋市西区名駅2-20-30)
第一部:13時30分~15時30分【満席】
第二部:16時~18時 【満席】
参加費:2,500円(当日会場にてお支払いください。)
※書道道具の準備は不要です。ソフトドリンク付き。
>>>https://www.facebook.com/PubArco/posts/3352383241462632

【三重県・桑名市】
・2025年12月13日(土曜日)
『第73回 MuGicafe書会』(三重県桑名市京町42)
時間:13時30分~15時30分 
参加費:2,500円(当日会場にてお支払いください。)
※書道道具の準備は不要です。ソフトドリンク付き。

・2025年12月27日(土曜日) 
『第54回 オンライン書会』(Zoom)
時間:10時~12時
参加費:2,500円(ゆうちょ銀行振込、PayPay)
※筆と墨、半紙や八つ切りもしくは紙と万年筆やペン、鉛筆など、まずはお手持ちのものでご参加ください。

・2025年12月27日(土曜日) 
『第13回 藤丸書院』(リアル+Zoom)
時間:14時~16時
参加費:3,000円(ゆうちょ銀行振込、PayPay)
 ※レギュラー書会参加者の方は割引制度有。
 詳しくは…… https://itouunpo.com/info-kyojyo#kaijyo

★終わりに
先日、風邪の症状で内科の先生に診ていただいたのですが、その時の先生の言葉が、今の私の思考パターンを指摘されているようで、苦笑いと同時に深く反省させられました。

風邪の症状(喉の痛みや咳)が出ているにも関わらず、その少し前から「ちょっと食べ過ぎたかな?」「飲みすぎたかも?」という心当たりもあり、これが喉の痛みを引き起こす逆流性胃炎を併発していると疑っていました。

そして、病院に行く前に、自分なりに胃腸薬(胃腸薬の種類も先生に説明できないほど曖昧なものを)を数日間飲んでしまったのですね。すぐに病院に行けず、月曜日・火曜日と自己判断で様子を見て、水曜日にようやく診察を受けるという流れでした。

診察の際、先生からまず言われたのが、「風邪をひいているかもと思うなら、まずその時点で自分で判断せずに病院に来てください」という、至極全うな一言。

風邪の症状による咳なのか、食べ過ぎ・逆流性胃炎による咳なのか、自己判断で勝手に薬を飲んでしまうと、薬が合わずに別の症状が出るなどしてしまい、医師でさえも「これはどうしたものか」と判断に困ってしまいます。

特に私の場合、風邪の症状に加え、仕事で喋りすぎているという事情、そして飲み過ぎも重なっていました。先生は「複数の事情があったとしても、まず考えられる改善点を一つずつ改善してから来てください」と諭されました。つまり、喋りすぎなら喋りすぎを改善する、飲み過ぎが原因だと思うなら飲み過ぎを改善する、というように、置かれた状況をできるだけシンプルにしてから、第三者(お医者さん)に相談するというステップを踏むべきだったのです。

「自己判断をせず、置かれた状況をシンプルにして、第三者に相談する」

この教えを胸に刻み、今年を乗り越えていきたいと思います。
皆さんも、どうかご自愛くださいね。

伊藤雲峰でした。