日曜日の夕方、いかがお過ごしでしょうか。
伊藤雲峰です。
いま、日展の作品制作に集中しているところです。
作っていて感じるのは、作品制作とは、
型を作る(書き込む)→型を崩す(遊びごごろを出す)→
の繰り返しだなということです。
今自分が面白いと思ったことも、何度も書くと、
作品の落としどころかと思う表現に行きつくと、
こんな繰り返しで、もう1週間ほどに迫った締め切りに、
しかし、無難な表現より思い切った表現のほうが、
ぎりぎりまで試行錯誤して、作品制作したいと思います。
2週間ほど前に、作品批評をしていただいた先生のお言葉に、
「ここを見て!という線があるとさらに良くなります」
書き込みながら、線に磨きをかけて、
かつて今井凌雪先生にも同様のことを教えていただきました。
「たいがい、自分の見せ場を人はなかなか評価してくれないけど、
「関取が書いた字が、
「あの人はこんな表現をするんだという驚きを含んだ見せ場を、
と言われ、はっとさせられたものでした。つい没頭すると、
そんな時は、名人の表現を鑑賞したり、近くを散歩したり、昔、
気持ちを切り替え、
もう少し、楽しんで進んでまいります!______________________________
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★終わりに★
いつも、バランスをとって事もなげに表現していらっしゃる方も、
表現するためには、
だんだん表現が形骸化して、つまらないものになります。
藤田湘子先生は
とある本で書かれていたのが、印象的でした。
自分に嘘をついていたら、
それでは、皆さんお元気でお過ごしになって下さい。
伊藤雲峰でした。