《No.125》なんとなく楽しそうという気持ちを大切にする

おはようございます。

すっかり寒くなりましたね。いかがお過ごしでしょうか。伊藤雲峰です。

先週は、ふと思い立って中山けーしょーさまの「妖怪展」を観に、岐阜県多治見市まで行ってまいりました。
中山さんにはいつもお世話になっていて、何度かイベントのご案内をいただいていたのに、拝見したことが一度もなかったので、
思い切って電車に乗って行ってきました。
この多治見行きは本当に良かったですね。
まずは、中山さんの作品のすばらしさに触れられたことでした。
楽しみながら思考を凝らし、「へー」とか「はあ~!」とか擬音語をたくさん出してしまうような驚きや感動を得られました。
妖怪をテーマに、展示だけでなく、図書館向けのシリーズものの書籍にも携わっておられます。
私は、来年の2月に桑名で作品展を写真家の方と行うので、いろんなアイデアを頂戴することができました。
また、中山さんとは仕事上のパートナーなので、今ちょうど困っていたことを話しました。
とても親身になってくださり、「こんなこともできます」と提案してくださいました。
受け入れが厳しいと思われたお仕事に、一筋の光が舞い込むような可能性を示唆してくださいました。
他には、各種活動を新聞などのメディアに取り上げてもらうための、プレスリリースの在り方についても学ばせていただきました。
そして、何気ない話のなかで、私が別の仕事で知っている人と、中山さんは同級生であることを知り、驚きました。
その他、いろんな偶然やご縁を感じられるつながりを確認することができました。
以上のことから、「なんとなく楽しそう」ということに、飛び込んでみると、
自分なりのシナリオなんて、ちっぽけなものだ知らされ、大きな力に身を任せながら、物事が解決されていく感覚を味わっていました。
中山さんとは、何か深いご縁でつながっているように思えます。
私が仕事で悩んでいるとき、かなりの確率で中山さんが登場してくださいます。
中山さんは、同じ目線かすこし下からかがみこむように、私が悩んでいることを聞きこんでくださいます。
そして、さりげない提案を、実に迅速にくださるのです。
本当に感謝以外にありません。
今回は、なんとなく楽しそうという気持ちから行動した結果、
いつもお世話になっている人に深く感謝したい出来事に遭遇できたというお話でした。
★中山けーしょー様「妖怪展」は明日までです。★
場所:多治見市虎渓山町3丁目 無何有之郷 灯屋
電話:0572ー25ー3511
時間:10時~18時
★活動のご案内★
【ご案内1】
■津中日文化センター 一日講座 11/7(日)10:00~12:00
漢字の力で一年を寿ぐ中国古代文字で作るオリジナルカレンダー」
一年を寿ぐ中国古代文字(甲骨文字・金文・小篆)で、2022年のオリジナルカレンダーを制作しませんか。
篆書の書き方ポイントも学べます。カレンダーは大判2枚、小判2枚を制作。
下書き練習から始めますので初心者でも気軽にご参加できます。
ご自身で書かれたい言葉や文字があればお知らせください。
※詳しくは下記をご覧ください。
【ご案内2】
●2022年伊藤雲峰カレンダー「時分」のご案内
今年のタイトルの『時分』には、≪ほどよい頃合い≫という意味があります。
48歳になる私は、もうすぐ終わってしまう貴重な40代を【時分は良し】ととらえて、前向きに進みつづけたいと考えているところです。
※詳しくは下記をご覧ください。
★終わりに★
近ごろ仕事をしながら、自分の居場所について考えることがあります。
最初は何物でもない私が、自分なりに道を作って歩いていく中で、
自分の居場所がいろいろなところにできていることに感謝しているところです。
日々の生活のなかで、無意識ながらですが、居場所を少しずつ少しずつ広げてきていたことに、はたと気づかされたのでした。
これは、前段で書きましたが、ご縁を感じる方に出会えたことが居場所を広げることに大きく関わっていると思っています。
ご縁を感じる方にどう出会ってきたのかと考えてみると、たぶん理屈を抜きにして、
「楽しそう」「この人ともっと話してみたい」と思った気持ちに素直になって、
即行動にうつしたことが大きかったのかなと思っています。
思い返せば、僕が書をやりはじめたのも、〈なんとなく楽しそう〉からでした。
俳句も、編集も、そうでした。
結局は自分を突き動かす感情に素直になって、即行動することが大事なんですよね。
そんなことを、ふと思った秋の一日でした。
コロナが少し落ち着いて、外に出て秋を満喫される方も多いかと思います。
どうぞご自愛なさって、よい週末をお迎えください。
伊藤雲峰でした。