《No.129》伊藤家牡蠣祭はもうすぐ!

1月も半ばを過ぎましたが、なんだか寒さが厳しい毎日ですね。
お元気でいらっしゃいますか。伊藤雲峰です。

先日、塾経営者向けのセミナーを聞く機会がありました。
ここ数年、公立高校入試の傾向が大きく変更している状況をうけて、
塾はどのように応じていくべきなのかというお話でした。

私は塾の経営者ではありませんが、入試の模擬テストの仕事にかかわる者としては、
どのような点で入試が変わってきているのかを情報収集するつもりで参加しました。

ですが、情報収集の内容よりも、大前提となる先生と生徒(さらには保護者)との人間関係の話に釘付けとなりました。

「この先生に教えてもらうとなんだかやる気が出てきて、勉強がしたくなる」

という関係を作れることが、これから生き残れる塾の先生になれるのだとのこと。

塾といえば、成績を上げるためにあるところのように思っていたのですが、
成績を上げる前提となる「自分から勉強をしようとする気持ち」を起こさせるのが、

ほんとうの塾講師の役割なのだと言われます。

もうひとつ、セミナー講師の方から教わったのは、
「クリアした課題の、さらに難しい課題を提示して、生徒に挑戦させること」
が、講師に必要とされる提案力なのだという点です。

教える方も教わる方も現状維持ではなく、次のステップに導き導かれる関係であることこそが、

先生と生徒との良き関係になるのですね。なるほど!

ふと、今井凌雪先生に指導を受け始めたころのことを思い出しました。
「あなたはこの臨書をして何になるんですか。」と問いかけられました。
すでに書けると思っている古典を、なぜまだ習っているのですか、という問題提起でした。

受験勉強のときも、得意な教科の勉強ばかりしていた記憶があります。
苦手なもの、一歩踏み出したもの、克服しなければならないものにこそ勉強をする必要があるのに、
そのことに気づかずに、がむしゃらに得意な教科の勉強をしていました。

そんなときに、良き先生は、「今あなたがしなければならないのは●●だよ」と教えてくださるのだと思います。

そんなことを振り返ることのできたセミナーでした。

★各種ご連絡★
1)初の谷性寺書会!
場所:谷性寺 (愛知県知多郡阿久比町宮津宮本73)
https://www.kokushoji.com/tomobiki-sunday/
日時:1月23日 時間:13:30〜(所要時間2時間程度)
料金:大人 2,000円、高校生以下 1,000円
(小学校低学年くらいからご参加いただけます)
定員:10名
※明日、初めてうかがって開催させていただきます。なんだかちょっと緊張しています!

2)Zoomを使ってオンライン書会!
【日程】
・1月29日(土)20時~22時
【ご用意いただくもの】
字の書けるもの
※筆と墨、半紙や八つ切りもしくは、紙と万年筆やペン、鉛筆など、まずはお手持ちのものでご参加ください。
【参加費】
各回 2,500円
※ゆうちょ銀行振込、PayPay
詳しくは… https://itouunpo.com/2021/10/online-syokai/
※こちらは、少しずつ慣れてきましたが、皆さんに助けられながら、何とか続いております!
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★終わりに★
知り合いの方が、毎年鳥羽方面に牡蠣を買いに行ってくださいます。
さきほど、剥き牡蠣を受け取りました。

私は牡蠣が好物で、このシーズンの楽しみのひとつです。
ただ、食べ過ぎると、次の日の気分が悪くなるので、ほどほどにするように心がけています。

昨年は、分量が把握できていなかったので、ちょっと多めに牡蠣を購入しました。
生牡蠣、蒸し牡蠣  、カキフライ、牡蠣ご飯などなど。奥さんには料理の負担をかけました。
奥さんは、牡蠣料理が続く週間を「伊藤家牡蠣祭」と言っていました。

今年も牡蠣祭の季節となりました。
海のミルクと言われる牡蠣を堪能したいと思います。

寒さが厳しい折ですが、お風邪など召されずにお過ごしください。
また、オミクロン株にもご注意ください。

伊藤雲峰でした。