《No.94》今日は書道の日ですね~
おはようございます。伊藤雲峰です。
本日、11月2日は書道の日(習字の日)みたいですね。
「いいもじ」からもじったと言われています。
さて、先月からほぼ毎週どこかで書会をするようになった雲峰が、しみじみと感じるのは、「問われているのは自分自身なのだ」ということです。
今読んでいる佐々木健一さんの「『面白い』のつくりかた」(新潮新書)に、
「取材の基本は、合わせ鏡だ。良い質問をすれば、それにふさわしい答えが返ってくる。」
というようなことが書かれています。
私が、「書会」でみなさんに、
・どのように伝え、
・どのように提案し、
・どのようにいい作品に導くか
を対応できるかどうかで、みなさんが深く興味を持たれるかどうかが決まるのだ、と気づいた一節でした。
書会では、篆書を中心にみなさんと作品作りを愉しんでいますが、
書道には、篆書以外に、隷書、楷書、行書、草書、仮名など、たくさんの書体があり、
深い味わいをさらに愉しむことのできる素晴らしい芸術文化です。
雲峰からだったら、篆書以外の書体も学んでみたい、書の世界を覗いてみたい、と思っていただけるような書のナビゲーターになりたいと考えています。
さきほどの佐々木さんの本のなかで、「面白い」とは、【差異】から生まれるのだと言われていたことも興味深い話でした。
「もともとつまらないと思ったことが、やってみたら案外面白かった」という【差異】が、受け手の心を大きくつかむのだというのです。
雲峰の編集者としての目で、書道が嫌いな方に対して、
「案外楽しい!」を思っていただけるように、ひとりでも多くの書道好きが増えることを目標にしていきたいと思います。
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★11月書会のお知らせです★