《No.156》自分を俯瞰して見られる50歳になりたい!

2月もあっという間に半分が終わりましたね。伊藤雲峰です。

今日は、久しぶりに一日中、家でゆっくりしておりました。
散歩をすると、梅がきれいに咲いていて、春らしさを感じることができました。

私は、先日50歳になりました。
35歳を超したところから、誕生日のことをあまり意識しなくなりましたが、 まさか自分が50歳になるなんて!(皆さんもそう思うのでしょうが)と思え、不思議で仕方がありません。
でも、まあそれなりにいろいろな道を歩いてきたことも、実感として思い出されます。

私が自分で自分を褒めてあげてもいいと思うのは、「書」をこれだけ長く続けてこられたことです。

私の父方の祖父が、書をたしなむ人だったと聞いたことがあります。
祖父には会ったことはありませんが、ひょっとすると、DNAの関連もあって、書を好む人として生まれてきたのかもしれませんね(^^)

思い出すのは、私が小学3年になる前に、家の近くに書道教室ができて、そのチラシを見て「行きたい!」と母に強く言ったことです。
そこから、私の書道人生が始まったのかもしれません。
今でも、なんでそんなに強く母にお願いしたのか思い出せないのですが。

できて間もなかった津田書院(書院という響きが好きでした)の第一号となった私でした。
その1時間後に川合くんという一つ年下の子が入ってきて、友達になりました。
毎月の課題を提出して、自分の級がだんだん上がっていくことを一つの目標にするのが、書道教室の醍醐味ですが、私は、はじめのころはなかなか級が上がらず、でも川合くんはどんどん上がっていく。
うらやましいような悔しいような気持ちになりました。

でも、川合くんは半年ほどで辞めてしまいました。
引っ越しをしたのか、別の事情なのかよくわかりませんが、小学校ではじめて、学校の違う友達ができて嬉しかったのに、残念な気持ちになったのを思い出します。

川合くんが辞めてから、私はめきめき昇級し(自分でいうのもなんですが^^;)、自信をもつようになりました。
そのころの担任の片岡博先生から「隆くんの字は上手だね」とほめてもらって、顔を赤らめて下を向いていたものです。

そんな42年前の始まりから、まさか今も続けられているというのは、奇跡だと思います。
ありがたい限りです。

思えば、書を通じて知り合った方々とのご縁によって、自分は力強く支えていただいているのだと思います。
ほんとうにありがとうございます。

50代突入。
身心ともに気を配って、元気に頑張りたいと思います。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
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★書会のお知らせ★
★リアル書会
【名古屋】
・2024年2月18日(日曜日)※明日です! 2部は余裕がありますよ(^^)/
『第75回 大島屋(Pub Arco) 書会』(名古屋市西区名駅2-20-30)
第一部:13時30分~15時30分
第二部:16時~18時
参加費:2,500円(当日会場にてお支払いください。)
※書道道具の準備は不要です。ソフトドリンク付き。
>>>https://www.facebook.com/PubArco/posts/3352383241462632

【三重県・桑名市】
・2024年3月9日(土曜日)
『第55回 MuGicafe書会』(三重県桑名市京町42)
時間:13時30分~15時30分 
参加費:2,500円(当日会場にてお支払いください。)
※書道道具の準備は不要です。ソフトドリンク付き。

【オンライン】
・2024年2月24日(土曜) 
『第32回 オンライン書会』(Zoom)
時間:10時30分~12時30分 ※今回も午前中です。
参加費:2,500円(ゆうちょ銀行振込、PayPay)
※筆と墨、半紙や八つ切りもしくは、紙と万年筆やペン、鉛筆など、まずはお手持ちのものでご参加ください。
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★終わりに★
先日の日展名古屋展では、たくさんの方にお会いすることができて、とてもよかったです。
ありがとうございました。

会場当番をしながら、今は亡き師に教わったことを思い出しました。

「一回うまくいった表現を、何度も繰り返すと浅い表現になる。」
「作品制作は演技が必要。≪墨がないから、かすれました≫という説明は演技ができていない証拠。なぜそこでそうしようとしたのか説明できるようにしたい。」
「自分がここを見てほしいと強調するところが、却って違和感を持たせることもある。」

などでした。

作品制作は、自分との闘いで、時に息苦しくなります。
しかし、会場で展示されている作品には、そういった息苦しさは感じられませんでした。
作品の良さの一つに、一陣の風が吹きよせるような涼やかさが必要なのだろうな、と思いました。

今ご指導いただいている中村伸夫先生からは、
「自分のことが一番よくわからないから、他の人の意見を聞いたり、別の目を自分の中に持つことが大事」
と教わりました。

俯瞰して自分をのぞき見るような視点を持てるように頑張りたいと思います。

それでは、良い週末をお過ごしください。
伊藤雲峰でした。