新年度はもうすぐそこですね。
お元気でいらっしゃいますか。伊藤雲峰です。
先週あたりから急に寒くなって、温度差の激しい日々で体調が崩れてしまいそうですが、私はなんとか元気にやっております。
私は仕事がら字を書くことが多いので、右手を知らず知らずのうちに酷使しています。
パソコンのキーボードに入力するときも、力が入ってしまって、指に負担をかけてしまっているようです。
昨日はちょっと右手を休ませようと思い、左手で字を書く練習をしました。
左手で字を書くことに慣れていないので、10分ほど書いてみましたが、結構疲れてしまいました。
右手で書くと当たり前にできてしまうことが、左手ではなかなかできないのですよね。
・鉛筆を左手に対してどれぐらい傾けて書いたら書きやすいのかがわからない
・横書きに字を書いて、右へ行が進むにつれて、手がうまく動かない
・字を小さく書けない
・行をまっすぐに書くことができない
・たとえば「む」のくるんと回るところを書くのが難しい
・字の大きさをそろえるのが難しい
・書いているうちに自分が何を書こうとしているかわからなくなる
・自分の思ったような字が書けないので疲れる
など、いざ自分が右手を使えなくなったら、どんなことが起こるのかをシミュレーションできました。
あらためて、右手で字を書くことができることのありがたさを、噛みしめるのでした。
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★書会のお知らせ★
★リアル書会
【名古屋】
・2024年4月21日(日曜日)
『第77回 大島屋(Pub Arco) 書会』(名古屋市西区名駅2-20-30)
第一部:13時30分~15時30分
第二部:16時~18時
参加費:2,500円(当日会場にてお支払いください。)
※書道道具の準備は不要です。ソフトドリンク付き。
>>>https://www.facebook.com/PubArco/posts/3352383241462632
【三重県・桑名市】
・2024年4月13日(土曜日)
『第56回 MuGicafe書会』(三重県桑名市京町42)
時間:13時30分~15時30分
参加費:2,500円(当日会場にてお支払いください。)
※書道道具の準備は不要です。ソフトドリンク付き。
【オンライン】
・2024年4月20日(土曜)
『第34回 オンライン書会』(Zoom)
時間:10時30分~12時30分 ※今回も午前中です。
参加費:2,500円(ゆうちょ銀行振込、PayPay)
※筆と墨、半紙や八つ切りもしくは、紙と万年筆やペン、鉛筆など、まずはお手持ちのものでご参加ください。
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★終わりに★
今日は家の近くの桜並木に提灯を付ける仕事をしました。
自治会の有志が協力しながら、ワイヤーを掛けるための立ち木をガードレールに沿わせて針金で固定し、
立ち木上部のひっかけ金具にワイヤーを掛け、並木全体に順々に這わせたのち、等間隔に提灯を吊していく作業を行いました。
私はこういった身体を動かして何かを形にしていくのが苦手な性質です。
足手まといになりながらも、なんとか少しでも力になれたらという思いだけで参加しました。
まだ桜は蕾ですが、おそらく2・3日のうちに花開くのではないでしょうか。
昨年に比べるとやや遅めですが、温暖化で早まった開花時期なので、普通の時期に戻ったとも考えられますね。
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先週は、なんだか急に寒くなりましたね。
20日の春分の日に至っては、霰(あられ)がちらついておりました。
20日の夕方に、知り合いの方のお誘いで三重県朝日町の酒蔵での試飲会に参加しました。
日本酒の飲み比べということで、お猪口で飲み比べするのかと思いきや、コップ酒の量を3杯ぐらい試飲しました。
最初にいただいたお酒が一番おいしく感じました。
口当たりがよく水のように飲め、なんだかどれだけでも飲めそうな錯覚になりました。
元来、日本酒はそんなに強くない私なので、飲む量を控えめにし、こまめに水を飲みながら楽しんでおりました。
でも、日本酒を飲むと不思議と気持ちが大きくなって、ぼんやりと不安に思っていたことを忘れてしまいました。
その私の雰囲気を見てか、知り合いのMさんが書道道具一式をテーブルに広げ、作品を書くともっと楽しくなりますよ、と提案してくれました。
あまり細かいことは覚えていませんが、勝手に頭が冴えて、普段書かないような作品を喜んで書いていました。
リラックスする効能が日本酒にはあるのですね。
そんないい気分の私でしたが、外に出るとコートなしでは震え上がってしまうほどの寒さ。
一気に酔いが覚めるのでした。
次の日が東京出張だったので、お酒を翌日に持ち越すわけにはいかなかった私には、今思えば現実に揺り戻してくれてありがたかったです。
今日も朝から雨が降ったり止んだりの不安定な天候でしたが、私にとっては久しぶりに家でゆっくりできた充実した一日でした。
こんな雨の日も、私の味方になってくれました。
桜開花まであと少し。
どうぞ皆さまもご自愛なさって、花見を楽しんでくださいませ。
伊藤雲峰でした。